行動分析学びたいんだけど
お勧めの本ってない?
(めっちゃ簡単な本がいい!!)
と、よく尋ねられます。
沢山あります。そして、読み難く重要な本はめちゃたくさんあります!そして、重要な論文も!!英論文も!!!
中野先生の訳された応用行動分析学のホワイトアルバムが、一通り応用行動分析学の概観が揃っている本ですが、一人で読み、実践に繋げるというのも現場の先生には少々(相当)厳しい話(しかし、独力で読了しましたー!というユニークな先生も中にはいらっしゃいます。ユニークって便利な言葉!)
わたしゃ、どんだけ難しくてもいいのよ!というユニークな方には写真の右から2冊目はの英語の本は、もうそんなスーパー読書好きの人でも、挫折の二文字とすぐに仲良しになれちゃうような本もあります。(スキナー先生ごめんなさい。)
いやいや、さっきから言っているように難しい本は無理なんだよと、おっしゃる先生、そして、小学校の特別支援学級に初めてお勤めになられて、ホンマに右も左もわからへんねん。なぁ。 なぁ!
という場合の管理人のお勧めです。
しっかりと学びたい方は、ABAの専門家の方のHPにズラリとリストが書かれていますので、どなたかのスーパーバイズのもと、片っ端から読みつつ、臨床しつつ、大学院または博士課程に行きつつ学ぶことがベターと思います。海外の大学という手もあります。
(残念なことに有名な図書、名著で必読書と言われるとものは絶版の嵐です。ネットの古書店を漁りましょう。)
発達障害のある子の「行動問題」解決ケーススタディ―やさしく学べる応用行動分析(小笠原 恵 著、中央法規)
チョーわかりやすい!
小笠原先生のホームページも充実していて、何から何まで小笠原先生って大尊敬!
自閉症へのABA入門―親と教師のためのガイド(シーラ リッチマン 著、東京書籍)
必読書とよく言われる本ですが、読んでない人が意外と多いんですよね。スーパーおすすめ。
はじめての応用行動分析(ポール・A. アルバート、アン・C. トルートマン 著、二瓶社)
ご存知、イエローブック!記録をとったり、介入するなら参考になります。
研究会のメンバーの先生方で、「行動分析学入門」産業図書を(しっかりと=10回以上)読まれた方に読んでほしいのは次の3つの図書です。
応用行動分析学 明石書店
行動分析家の倫理 二瓶社
読み応えがちょっぴり?(´-ω-`)ありますが、ぜひ、この3冊は時間のある時に、そして、頭の柔らかい若いころに読んでほしいと管理人は願っています。
(三十過ぎると、本を読むのが体力的にしんどいんよ。そして、若いからこそ誰かと共有しながら、学びつつ読み進められる良書だと思います。)
図書をご紹介しました。
もちろん学びやすい図書はあります。しかし、最も大切なことは別のところにあるかもしれません。それが、我々が会を作って一緒に学んでいる理由かもしれません。
こんな格言があります。
We shouldn't teach great books;
we should teach a love of reading.
- B. F. Skinner
どれもこれもスキナーの言葉が書かれているのは気のせい。。。です。。。きっと。